法令や社会的規範の遵守は、企業活動の根幹であり、企業が存続、発展するために必須です。そのため、2004年度より重要取り組み事項の一つとしてコンプライアンス体制の整備、リスク管理室の設置に取り組んでいます。コンプライアンス意識の強化を目的に、コンプライアンス月間の設定、標語の募集、研修を毎年計画的に実施しています。
全社的なコンプライアンス活動の推進にあたって、コンプライアンス委員会を設置しています。コンプライアンス委員会は取締役の諮問機関として、コンプライアンスに関する方針の策定、監査の策定、重大な法令違反の違法行為是正、内部通報システムにおける事案の審議を行っています。また、コンプライアンス担当取締役の専門部署として「リスク管理室」を設置しており、全社のコンプライアンスに関する体制の整備、教育の立案・実施、モニタリング等、各部門のコンプライアンス責任者と連携し取り組んでいます。
当社役員および当社グループ会社社長にはトップセミナーを、これに加えてコンプライアンス管理者等にはコンプライアンスセミナーを、管理職クラスには推進者育成研修を、現場班長クラスにはボトムアップ研修を受講することを就任時の必須とし、各階層にあった内容を実施しています。さらに、毎年、管理職・現場班長クラスには知識の習得等を目的とするe-ラーニング研修を行っています。また、下請法については、関わる全従業員に、最新の知識とともに意識の定着を目的に研修を実施しています。
法令・倫理などのコンプライアンス違反によるリスクの顕在化・拡大を未然に防止し、また、早期に問題を把握し、対策を講じ、企業としての自浄作用を一層促進する仕組みとして「内部通報・相談窓口」を設けています。
通報受付窓口は、社内および社外に設置しています。
倫理相談室(通称:ホットライン)を総務部内に設置
電話:0120-248-504
FAX :0120-248-504
電子メール:logis.hot-line@kobelco.com
(株)神戸製鋼所推薦のKOBELCOグループ会社で共有する社外弁護士。
当社グループの全事業所が保有する重要な様々な情報資産を守るため情報セキュリティを確立しており、これを維持するため「情報システム管理規程」を定めています。
情報セキュリティに関する訓練、講習会、e-ラーニング等により、従業員に教育を継続して実施しています。
また、個人情報の保護に関しては「個人情報管理規程」を定め、事業のために保有する個人情報の重要性を深く認識し保護の徹底を図ることが社会的責務と考えています。